金曜の夜に父から電話があって、
開口一番に「あれは、もうだめだ～・・」と言うので、
「あれ」というのはiPhoneの事だろうと思って、
設定と使い方説明をした妻に電話を代わった。
実際にiPhoneのことだったようで、
どこを押していいか分からなかったり、
分からない画面やメッセージが表示されたり、
使えるようになったら良いなと思った「LINE」も
色々と難しくて出来ないみたいで、
すっかり自身を無くして、諦めモードになっていた。
これは緊急事態！？ということで、
土曜の予定をキャンセルして実家に向かった。
行ったら、「外でお昼を食べたい」というので、
唐揚げ専門店に行ってお昼ご飯。
お店に行くために車に乗ったら、
乗ってすぐにiPhoneを取り出して妻に使い方を聞く父。
どうやら、毎日何時間も色々と触ってみたけど
全然分からなかったみたいで、
「待ってました！」っていう状態だったみたいだ。
少しずつ分かってきて、ちょっと元気になって、
唐揚げ専門店でお昼を食べたら、
「ここは美味しい！」と嬉しそうに食べていた。
良かった～。
父はお店に行くと、
どのお店でも何かしら店員に話しかけるのですが、
今日もいつものように店員に話しかけて、
「美味しかった！」と楽しそうに話していた
家に戻って、使い方を教えていて分かったことは、
LINEは送る事が出来ていたというのと、
メールはアドレスのところに文章を打ち込んでいて、
「宛先不明」で止まっていたということ。
メールはガラケーの時から使っていたので、
LINEは後回しにして、先にメールを教えたところ、
理解したようで良かった。
LINEは使ってみるのをいったん止めて、
まずは基本的な使い方を覚えるのと、
メールだけやってみよう！ということになった。
iPhoneを最初に持っていたとき、
「手順の本は無いのか？」って言っていたので、
本屋で使い方の本を買って渡して、
「読んでやってみて」と言ったら、
元々、自分でやりたかったので、やってみるとの事。
そういえば、
今って手順は付属していなくて、
ネットからダウンロードが多い？殆ど？ですよね。
それは、
紙の手順書の世代には不便で、
しかも、その世代ってネット苦手だったりするので、
今回の父のようなことになる。
実は僕も紙の方が良いっていう人で結構困っています。
さて、これで父は使えるようになったらいいな。
「あれは、もうだめだ～・・」
という電話が来ないことを祈ろう。
