今日は”Jethro Tull”というバンドのアルバムについて”ほんの少し”書こうと思う。
”ほんの少し”というのはこのバンドにはコアなファンが沢山いると思うので、
ちょっと知っているくらいの自分が下手に書いてはいけないと思うからだ。
実はこのバンドのアルバムを聴くのは、「Thick As A Brick」で2枚目なのだけど、
「Thick As A Brick」はあっという間に聴き終わってしまった。
内容は”8歳のジェラルド少年の詩をモチーフにしたトータル・アルバム”という事なのだが、
実はこのコンセプト自体が架空の事という、ユーモアというかブラックジョークの1枚なのだ。
しかも、12ページからなる新聞も付いていたというから、徹底ぶりは関心に値する。
曲は1曲(2部構成)で45分(発売当時はLPのA・B面で1曲)という長さである。
でも、素晴らしい曲展開の為に全く飽きる事が無く最後まで聴けてしまうのは凄い!
そして、僕のこのバンドのポイントはボーカルがフルートも吹くという事にある。
このフルートが結構激しく吹かれるパートもあり、僕はこれがとにかく好きなのである。
ジャンルは”プログレッシブ ロック”になり、あまり耳にしないジャンルだと思うのだけど、
これはお勧めなので、少しでも気になった人は是非聴いてみて欲しい一枚(バンド)です。