ひでくまっくす

日々の日記と、教会の事、ゴスペルクワイアの事、先生をやっている日曜学校の事を書いたBlogです! 去年くらいから教会の世代交代とコロナで教会の記事より日常の記事が増えています。

バウンダリー(境界線)の勉強中

日の帰社日に社員全員参加のプレゼンテーションが行われるのですが、

いくつもあるテーマの中から「今興味を持っていること」を選んで、

牧師先生から教わっているバウンダリー(境界線)について資料をまとめているので、

ちょっとだけ書き出してみようと思います。

ちなみに、まだ自分も勉強中なので間違っている所があるかも・・。


バウンダリー(境界線)とは、個人的な所有物を囲う地境のことで、
あなたがどういう人間であり、どういう人間ではないのかを定義します。
この境界線はあなたの生活全般にかかわってきます。


バウンダリーの働きとは、自分と他人の境界線を確立すると言うことでで、
「わがままだと思われるのではないか」、「自己中心的なのではないか」などと
考えてしまいがちですが、その考え方はまったくの逆で、
自分が分かれば分かる程、つまり、自分の領域が分かれば分かる程、
他人と自分の境界線が明確になり、人付き合いが円滑になります。


バウンダリー(境界線)が正しく構築されていないと(バウンダリーを他人に犯されていると)
・他人の要求に対して「ノー」と言えない。
・平気で他人の領域に足を踏み込む。
・同じようなタイプに悩まされる。
・似たような問題を繰り返す。
共依存から抜ける事が出来ない。・・など。


バウンダリー度チェック(あなたはいくつ当てはまりますか?)

・自分に予定があるときも、人に誘われると断れない。あるいは、人から何か
 お願いごとをされたとき、本当はやりたくないのだけど「ノー」がいえない。
・家族でも他の人に対しても、相手の機嫌が悪かったりイライラしたりすると、
 顔色を伺ってしまう。
・相手が不機嫌になると、何か自分が悪いことをしたのではないかと不安になる。
・些細なことでも、人から注意されるとショックを受け、価値のない人間と落ち込む。
・一人でいるときや、何もすることがないとき、気持ちが沈んでいるときが多く
 楽しいことが考えられない。
・宿題や仕事や家事など、期限がせまってからでないとなかなかはじめられない。
・とくに急用でなくとも、送ったメールに返事がこないと落ち着かない。
・相手に対して、まわりに対して、しなければならない」という義務感から
行動することが多い。
・人と一緒にいると絶えず相手に合わせなければと思ってしまいリラックスできない。
・2~3人の少人数ならいいが、大人数のグループの中にいると窮屈に感じる。
・自分ばかりが仕事で雑用の山を押し付けられる。
・人からの依頼が多すぎて、自分の時間がない。
・人の悩みを自分のことのように悩んでしまう。
・人が嫌いというわけでもないけれど、人に会うと思うと億劫になる。

0~3   バウンダリーが確立し、自立しているので人間関係も円滑にできる
4~6   バウンダリーに少し問題があり、人間関係で問題が生じることがある
7~9   バウンダリーに問題があり、人間関係に困難を感じやすい
10~12 バウンダリーに問題があり、衝動的になるなど自身の行動を
      コントロールできないことがある
13~   バウンダリーが無く、自分で確立するのはかなり困難な状態。
      専門化のアドバイスを受けることが有効と思われる
  
ちなみに僕は4つでした・・。


バウンダリー(相手との心の境界線)の引き方

・NOということ。実はこれが難しい。
 NOといったら、相手がいやな思いをするのではないかと考えます。
でも、実は本音は違います。
 NOということで「私が嫌われてしまうのではないか」という存在不安の方なのです。
でもあえてNOということが必要です。

・時間や距離をおいてみること
 なかなかNOといえない場合、いったん距離をおいて相手から離れたり、
 すぐにYESやNoと言わずに「少し時間をください」と時間をおいたりします。

・感情に距離を置いてみること
 「それはお困りですね。でも、お手伝いしたいけれど、私には無理かな」とか
 「私に声をかけてくれてありがとう。実は今、手がいっぱいで・・・」など
 一度相手を肯定してからNOにつなげれば、感情を損なうことは少なくて済みます。
 この線の引き方が難しいのですが・・・やるのです。


バウンダリーを学び実践する。

正しいバウンダリー(境界線)を学ぶことによって、本来の正常な(お互いが苦にならない)
人間関係を構築し、仕事・日常生活等に活かすことが出来る。


さて、みなさん(自分も含めて)のバウンダリーは正常ですか?