今日、仕事帰りの電車で座れず、外をぼ〜っと見ていたら、
ふと、人生初バイトの事を思い出した。
通勤途中の駅を降りたところにあった店で、
駅は今までも通勤や休日に何度も通っているのですが、
何故か今日、ふと、バイトの事が頭を過ぎった。
そして、人生初バイトは何だったかというと、
本屋で1日だけの棚卸しのバイトでした。
バイトに行って周りを見ると殆どが2人で来ていた。
後から知ったのですが、棚卸しは2人ペアなので、
知っている人は友達とかと2人で来ていたみたいです。
僕は1人なので、同じように1人で来ていた人とペア。
初対面なのと数時間のバイトだったので、
お互いに一言も会話せずに黙々と作業をした。
確か6時間くらいで3000円だった気がする。
時給に換算すると安いと思うでしょうが、
当時の東京都の最低賃金が時給500円代くらいで、
実はそんなに安くないんです。
今の人達は時給500円台なんて驚きの金額でしょうが、
それくらいでも大丈夫だった時代です。
それでも、僕にとっては初のバイトで、
初めて1人で外に出た、ちょっと大人になった気分。
給料は帰りにもらえて、そのまま使ってしまったか、
当日は使わずに帰ってきたか、その記憶は無いんですが。
今から35年くらい前のネットなど未だの時代。
どうやって知ったかというと、
当時は代々木(新宿)の専門学校に通っていて、
定期だったので乗り降りが自由なのを良いことに、
元々、まっすぐ家に帰ってくるのが嫌な僕は
帰宅途中で何駅も途中下車して、
お店寄ったり、買い物して帰ってきていて、
帰りに途中下車して立ち寄った本屋で
チラシが貼ってあって、その場でエントリーしました。
そういえば、途中下車ですが、
1番多く途中下車した時の記憶はというと、
代々木で乗って、まずは隣の新宿で降りて、
中野、吉祥寺、国分寺と降りて、
あと、もう一駅、荻窪か三鷹か武蔵小金井で降りた。
普通、そんなに途中下車しないと言われました。
結果、帰宅途中に途中下車を5駅したことになって、
学校を出て、代々木を出発して、5駅降りたら、
まっすぐ帰る時より3時間くらい遅かったです(苦笑)。
なぜ、今日、ふと思い出したのか分かりませんが、
とっても懐かしいです。今はもう出来ないですね。